家は生きている ~空き家のうた~

作詞・作曲・歌:新沢としひこ
編曲:千葉純平
映像:KALIN
(敬称略)

わたしが子どもの頃 住んでいた家は 
木造の一軒家 とても小さな家
優しい父と母 ふざけてるわたし 
思い出すたびに あたたかくなる
家はいつだって 見守ってくれていた 
家は生きている もう一人の家族

わたしの知らない間に 引っ越しが決まって 
サヨナラと手を振った 大好きだった家
きっといつかまた 帰ってくるよと 
約束したけど 時は流れる
家は待っている 心 空っぽのまま 
一人泣いている 思い出のあの家

わたしは大人になり この町に戻った 
空き家になった家に もう一度住むため
色あせた屋根も 痛んだ壁も 
よみがえるように 手を入れていく
家は笑ってる あの頃と同じように 
家は生きている もう一人の家族

家は歌ってる わたしたちと一緒に 
家は生きている もう一人の家族

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プロフィール

新沢 としひこ

(作詞・作曲・歌)

新沢 としひこしんざわ・としひこ

シンガーソングライター/元保育者
神戸親和女子大学 客員教授/中部学院大学 客員教授/こどもの歌研究所所長
アスクミュージック様
Youtubeチャンネル

学生時代よりライブハウスで音楽活動を始める。東京の保育園で保育者を経験した後、数多くのCDや楽譜集を発表。1991年デュオグループ「Mr.ユニット」でCDデビュー。1993年に解散後、ソロを中心にした活動を開始。現在はソロコンサートやジョイントコンサート、保育講習会の講師として活躍するかたわら、CD制作のほか児童文学の執筆や絵本を出版するなどマルチに才能を発揮している。
代表作『世界中のこどもたちが』は、小学校の教科書に採用され、カバーも多数。2011年3月には『さよならぼくたちのようちえん』が芦田愛菜主演のテレビドラマの主題歌に採用されたほか、つるの剛士のアルバムに『にじ』『ともだちになるために』が収録されるなど、その楽曲に注目が集まっている。また、ソロ作品『みちくさ』は世代を超えて好評を博している。2014年に「Mr.ユニット」が復活。3rdアルバムCD「Re:frain」をリリースし、活動を再開中。
2018年7月こどもの歌研究所を設立。
木山裕策と新ユニット「CHOPSTICKS」を結成し、2021年9月8日には『箸やすめ~青春・卒業・恋 シャイニー&ハーモニー』でCDデビュー。

千葉 純平

(編曲)

千葉 純平ちば・じゅんぺい

シンガーソングライター

埼玉県富士見市出身。一児の父。
学生時代からうたいを始め、パワーコーラス・ブラックミュージック・ゴスペルサウンドに傾倒。『大切な人に届ける歌』をテーマにシンガーソングライターとして地元を中心に活動する。
マイムマンの挿入歌やコンサートの劇中歌、キングレコードから発売するキッズソングの編曲アレンジも行う。
これまでに幼稚園・保育園、障がい者の就労施設、高齢者施設、中学高校の芸術鑑賞会、幕張メッセや高級ホテル、企業パーティーのフラッシュモブまでたくさんの演奏を経験し、年齢性別障がい(生き物)の分け隔てなく音楽と一緒に過ごせる場所づくりをしようと思案。日々活動中。
アートで地元を盛り上げるべく「しきとあさかのアートのまつり しあわせまつり」の主催者として7年間活動。音楽教室うたのアトリエ輪と和を大江友海とともに主宰し、うたとコーラスの指導も行う。
トーキョーコーヒー志木富士見メンバーとして不登校の子どもと親の過ごす場づくりを行う。好きな音楽はBUMP OF CHICKEN。

KALIN

(映像)

KALIN

kozukiren727@gmail.com

2001年生まれ、映像作家/イラストレーター。
幼少期からアニメーションに興味を持ち、都立総合芸術高校にて映像表現を学ぶ。
2020年東京藝術大学先端芸術表現科に入学し、コロナ禍でキャンパスに通えなかった時期に「こづき」名義でアニメーション・ミュージックビデオの制作依頼を受け始める。2022年か本格的な制作活動を始めたきっかけで「KALIN」に名前を変え、2022年12月現在17本のMVが公開されている。

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