別府市大観山町　中古住宅

「家は人生のアルバム。」

既存住宅の内覧をさせていただいたときに、良く思い出す言葉です。

家には色々な思い出が詰まっています。

壁に穴が開いているのは、例えばお子さんが小さいときに手を突っ込んでしまったり、

例えば反抗期に物を投げて開けてしまったり。

畳が緑色なのは、そこに箪笥がずっとあった証であったり。

そこに住んでいた証が刻まれて、今のおうちがあります。

今回ご紹介する既存住宅は、離れがあります。

家のとなりに、押入れだけがある部屋。

そこの床には絵の具が飛び散っています。

恐らく、アトリエとして使用されていたのでしょう。

必要最低限なものだけ携えて、部屋の中心にある電気を照らして。

道路側の窓を高く小さく、明り取りと通風だけできるようにして集中できるように。

母屋はどうでしょう。

通常の中古住宅と違うのは、2階にもキッチン。

2世帯で使用されていたのか、使用する予定だったのか。

2階の窓からは、東を望めば海が。西を望めば山が。北を望めばお城が。

駐車場は1台ですが、離れを崩せば追加で２台分くらいはとれるでしょうか。

色々将来的なことも考えて建築されたのかもしれません。

「家は人生のアルバム。」

リフォームして住んでもよし、簡単な手直しでもよし。

次はお客様が思い出を作っていくかもしれません。